私は中学生くらいからアトピーの症状が出始め、10代終わりごろから悪化。おとなになってからも、アトピーがひどい状態の時は無職だったり引きこもりだったり、ツライ日々を過ごしました。

アトピーで寝たきり


一時期はあまりにもアトピーがひどくなってカラダを動かすだけでも一苦労、トイレに行くだけでも大変な思いをしていたこともありました。「寝たきり」ですね。

アトピーじゃない人、ごく軽症のアトピーの人からすれば「アトピーで寝たきりになるなんて、そんなことあるの?」と驚く話かもしれませんが、あるんですよこれが。たとえば、関節に強い炎症が起きてキズができると、カラダを動かす度に痛くて、まともに動けなくなるんです。

 

いちばんひどかったのは2010年の夏頃でしたね。完全に引きこもりで……岡田ジャパンの躍進が世間を驚かせた2010年のワールドカップを、寝たきりのような状態になって見ていた記憶がありますね。

このころは、ただ単に湿疹が出ている、というだけでなく、浸出液が出るくらいひどかった。いわゆるゾンビ状態です。どうも当時飲んでいた漢方薬が合わなかったようなんですが……。

当時の写真を残しておけばよかったなあ。まだスマホなんて持ってなかったからな。

 

そんな自分も、その後はみるみる改善していって、今は本当にときどき薬を塗る程度で大丈夫なくらいまで回復しています。それは、「食事」「腸内環境」、特に便秘をよくすることによって改善できる病気だということに気がついたからです。

食事が荒れてアトピー症状が出てきた


いや、もともとアトピーと食事、アトピーと腸の状態が関係あることにはずっと気がついていたんですよ。

もともと子供の頃は便秘なんて無縁だったのですが、中学生くらいになって塾の帰りに「お菓子の買い食い」をするようになったんです。

そうしたら、ときどきお腹が痛くなったり、便秘になることがでてきた。それと同時にアトピーが出てきた。

 

さらに10代の終わりごろになると劇的に悪化したんですが、このときは夜のアルバイト・一人暮らしをはじめて、コンビニ食や外食が多くなったんです。健康など意識しないで食べたいものを食べるだけの生活。この頃からひどい便秘になって下剤を飲むようになりました。

当時はその食事とアトピーの関連性に気が付きませんでしたけど……今考えると「悪くなるのも当たり前か」という感じ。

 

便秘になるとアトピーがひどくなるでしょう?あれは、腸にたまった便から毒素が出て、それが吸収されて体内に毒素がまわり血液が汚れてしまうから。その血液の汚れが皮膚を通して排出されているという理屈らしい。

 

自分が通っている皮膚科の、アトピーの権威として有名(らしい)な院長がよく言うのは「アトピーは生活習慣病である」ということなんですね。だから、病院の治療だけでは治せない。生活習慣を見直して改善する必要がある。

そして、何より大事なのが食事ということです、人間の身体は食べたもので造られるわけですから、当たり前っちゃ当たり前ですが。

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