自分は20代の10年間のうち、トータルで5年間ほどひきこもりでした。

22歳か23歳くらいの頃にも、社会とほぼ縁が切れてひきこもり気味になったことがある。ただ、このときはけっこう元気だった。

本格的に引きこもったのは27歳~30歳くらいの頃ですな。

引きこもり


なぜ本格的に引きこもったかというと、アトピーが激悪化して、社会生活なんかできる状態じゃなかったんですよ。

全身の皮膚がボロボロになっていて、身体をちょっと動かすのもキツイくらいの時期もあった。

だから実家にこもってた。3年くらい、コンビニと、病院と、ブックオフ以外は行かなかったと思う。

 

自分では「引きこもり」のつもりはなくて、あくまでも「療養中」だったんですよ。

当時の体調を考えると、これはけして間違ってないと今でも思うんだけど、まあ親は納得しないですよね。

 

最後には「お前は頭がおかしい」とムリヤリ精神科に連れて行かれて、めでたく閉鎖病棟に入院となりました。

 

閉鎖病棟に連れて行かれる時は、なんか役所の人?と看護師(屈強)が家にやってきて「健康診断をしましょう」みたいな名目で連れて行かれたんですよ。

で、病院についたらガッチャン。

 

今これ読んでいるひきこもり・ニートの人も、あんまり長期化してしまうと、ある日突然精神病棟にブチこまれる可能性があるから気ををつけたほうがいいよ。

俺と同じような経験している元ひきこもり、けっこういるみたいだから。

閉鎖病棟の話


入院して、最初は独房みたいな窓のない部屋に閉じ込められた。あるのはベッドとトイレだけ。アメリカのドラマでよく見る刑務所そっくり。

個室っていうの?入院している患者はみんな「懲罰房」と呼んでいましたね。

実際、大部屋に移ったあとでも、暴れたりケンカしたりすると再度入れられるんだよ。

 

強力な薬を使われたんだと思うんだけど、この部屋にいる間は意識が朦朧としてて頭も身体もまともに働かず、本当に死ぬかと思った。

死んでもひっそり葬られるだけだろうしな。恐ろしい。

 

しばらくして、開放病棟に移された。と言ってももちろん外出はできず、スマホも持ち込めない。

病棟には、ずっと手が震えているおじいさん、殴り合っている老人コンビ、入れ墨だらけでずっとお経を唱えているオジサン、2時間くらいずっと歯を磨いているお兄さんとかがいましたね。

※もっと強烈な人もいたんだけど、ブログでも書けないような話になっちゃう。

あとは俺と同じ引きこもりとかネットゲーム依存症とか。

 

病棟で仲良くなったすっごく感じのいい年下の男の子がいたんだけど、退院後に彼の名前をググったら結構大きな事件の記事が出てきたこともあった。加害者の名前も顔写真もバッチリ一致……

 

まあ、そういうところですわ。

 

基本的にやることがないので、実家から本を送ってもらって本ばっかり読んでいたな。

あと、かなり長いこと元暴走族の人と同じ部屋で、この人がすごく面白い人で、武勇伝を聞かされてましたね。

※これも面白いから書きたいんだけど、ブログに書くにはギリギリの話ばかりだからな。

 

映画「カッコーの巣の上で」で閉鎖病棟の様子を見たことがありますが、まあそっくりですね。閉鎖病棟って世界共通なんでしょう。

 

当たり前だけど、男子棟と女子棟は分かれています。

でも、けっこう交流の時間があったんだよねえ。女子棟はけっこう若い女子も多くて、喋ったり遊んだりもできたので、楽しいこともなかったわけじゃない。

女子と話していると先生にすごく怒られるんですけど、まあ無視してましたね。

結果オーライ


2ヶ月くらい入院していたのかな。

幸い、退院後は体調も回復して、紆余曲折はあったものの何とか社会復帰したので結果オーライです。

まあ、当時は親を恨みましたけどねぇ……今は、あのとき入院させた親に感謝しているくらいです。

だから、俺は今でも長期引きこもりは精神科にブチこむのが一番いいと思っている。

 

そういえば、こないだKindleで「子供を殺してくださいという親たち」というマンガを読んだんですが、これが実に恐ろしいマンガでね。

 

自分もこんな感じだったのか、あるいはもっと引きこもってたらこんな風になっていたのか……

考えるとゾッとします。脱引きこもりできて本当に良かったですわ。

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