以前に書いた通り、俺は逆流性食道炎なので消化器内科に通っているんだけど、ここでは「タケキャブ」という胃酸を止める薬のほかに「半夏厚朴湯」という漢方薬をもらっている。
効いているのかどうか、正直ハッキリわからないのだけど、俺は漢方薬が好きなので好んで飲んでいる。

なぜ漢方薬が好きかいうと、名前がカッコいいのだ。
たとえば「はんげこうぼくとう」なんて、なんというか実に男らしく無骨な感じがする。「朴」という字が入っているので、朴訥なイメージを受けるのだろうか。実に渋い。声に出して読みたい日本語だ。
俺の中では、高倉健、渡瀬恒彦、半夏厚朴湯、という感じで気に入っている。
もちろん、西洋薬でもいい名前の薬はある。
「ドンペリドン」とか(制吐薬。ホストが好きそうだ。「グイ! グイ! グイグイよし来い! 」)
「ジフェンヒドラミンサリチル酸」とか(良いどめ。ジフェン・ヒドラ・ミン・サリチルと区切ると、南米マフィアのドンみたいで好き)
「マジンドール」とか(空に~そびえる~くろがねの城~♪)
いろいろいい名前の薬はあるけども、個人的には漢方薬の名前の方がセンスを感じる。
今までの人生、いろんな漢方薬を飲んできたので、名前のカッコよさとともに紹介していきたい。
実は思春期の頃、けっこうニキビがひどかったんですよ。普通、アトピーの人はニキビはできないものなんだが……
しかし、この清上防風湯を飲んでしばらくして、ニキビはほとんど消えた。
これがなければ、俺の思春期はもうちょっと暗いものになっていたかもしれない。恩人ならぬ恩薬である。
名前については、なにか仙人のような印象。「お主、まだまだ修行が足らんのう」「せ、せいじょうぼうふうとう様!!!」みたいな。
これは名前のカッコよさではNo.1でしょうね。なにしろマオウトウですから。
葛根湯をもっとシャープ&ソリッドにした薬で、インフルエンザの初期に飲むと、治癒が早まると言われている。
とにかくこれは強力で、冬には助けられている。インフルエンザかな?と思ったタイミングで飲むと1日~2日で元気になることも。さすがマオウの力は偉大だ。
西洋薬のゾフルーザも飲んだことがあるが、麻黄湯のほうがずっと効き目が良くて治りも早かった。そのため、冬は麻黄湯を常備している。
名前のイメージはもちろん魔王ですね。シューベルトの「魔王」が合う。
※飲むとびっくりするほど発汗するので、ある程度体力が無いと使えないそうだ。あと、心臓の弱い人には向かない。
これも強力。
一般的にはむくみを取る薬とされていて、効能は多岐多様。めまい、はきけ、水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔いなどに良いとされているが、自分はアトピーにもよく効いた。
体内の余分な水分を排出するもので、実際、これを飲むとびっくりするくらいオシッコがでる。
普段のオシッコの出方がガスバーナー程度だとすると、五苓散を飲むとさながら火炎放射器のようなとてつもないオシッコの出方をする(変な喩えになってしまった…)

前にアトピーの記事にも書きましたね。身体の熱をとると言われており、赤みの強い湿疹や高熱などにいいらしい。酒毒を消すとも言われており、上の五苓散と合わせて、二日酔いの薬として使うこともあるそうだ。
かなり苦くて、俺は話のタネにこれを友人によく飲ませるんだけど、大抵の人はゲロマズだと言ってこちらを憎しみの目で見てくる。
しかし、大酒飲みは「いや、意外といけますね」と言うことが多い。漢方ってのは、体質にあっていると味が良く感じられるらしいので、やはり酒毒に効果があるのかもしれない。
名前もなかなかカッコいい。
「解毒」とずばり入っているのが強気でいい。
これは何で飲んだんだっけ?確か、腹にガスがたまって苦しいときに、総合内科で処方されたような。効き目はよくわからなかった。
名前としてもあまり面白いところはない。強いて言えば「高祖さん」というと劉邦のことを思い出すくらいか。劉邦をこんなフランクな呼び方したら…統一前ならいいが、統一後なら間違いなく殺されるだろう。
咳止め。効く。
いろんな咳止めを試したが、これより効くものはない。圧倒的。これで止まらない咳はもう神しか止められないんじゃないか、というくらいピタリと止まる。
「ばくもんどうとう」と読む。効き目は素晴らしいが、名前はあまりおもしろくないのが難点だ。
「ばくもんどうどう」なら、太田光と田中裕二が必死で暴れ馬をなだめている光景が浮かんでちょっと楽しいのだが……。たぶん田中が一人で苦労して、太田はゲラゲラ笑って見ているだけだろうな。
効いているのかどうか、正直ハッキリわからないのだけど、俺は漢方薬が好きなので好んで飲んでいる。

なぜ漢方薬が好きかいうと、名前がカッコいいのだ。
漢方薬の名前は厨二心をくすぐる
たとえば「はんげこうぼくとう」なんて、なんというか実に男らしく無骨な感じがする。「朴」という字が入っているので、朴訥なイメージを受けるのだろうか。実に渋い。声に出して読みたい日本語だ。
俺の中では、高倉健、渡瀬恒彦、半夏厚朴湯、という感じで気に入っている。
もちろん、西洋薬でもいい名前の薬はある。
「ドンペリドン」とか(制吐薬。ホストが好きそうだ。「グイ! グイ! グイグイよし来い! 」)
「ジフェンヒドラミンサリチル酸」とか(良いどめ。ジフェン・ヒドラ・ミン・サリチルと区切ると、南米マフィアのドンみたいで好き)
「マジンドール」とか(空に~そびえる~くろがねの城~♪)
いろいろいい名前の薬はあるけども、個人的には漢方薬の名前の方がセンスを感じる。
今までの人生、いろんな漢方薬を飲んできたので、名前のカッコよさとともに紹介していきたい。
清上防風湯
実は思春期の頃、けっこうニキビがひどかったんですよ。普通、アトピーの人はニキビはできないものなんだが……
しかし、この清上防風湯を飲んでしばらくして、ニキビはほとんど消えた。
これがなければ、俺の思春期はもうちょっと暗いものになっていたかもしれない。恩人ならぬ恩薬である。
名前については、なにか仙人のような印象。「お主、まだまだ修行が足らんのう」「せ、せいじょうぼうふうとう様!!!」みたいな。
麻黄湯
これは名前のカッコよさではNo.1でしょうね。なにしろマオウトウですから。
葛根湯をもっとシャープ&ソリッドにした薬で、インフルエンザの初期に飲むと、治癒が早まると言われている。
とにかくこれは強力で、冬には助けられている。インフルエンザかな?と思ったタイミングで飲むと1日~2日で元気になることも。さすがマオウの力は偉大だ。
西洋薬のゾフルーザも飲んだことがあるが、麻黄湯のほうがずっと効き目が良くて治りも早かった。そのため、冬は麻黄湯を常備している。
名前のイメージはもちろん魔王ですね。シューベルトの「魔王」が合う。
※飲むとびっくりするほど発汗するので、ある程度体力が無いと使えないそうだ。あと、心臓の弱い人には向かない。
五苓散
これも強力。
一般的にはむくみを取る薬とされていて、効能は多岐多様。めまい、はきけ、水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔いなどに良いとされているが、自分はアトピーにもよく効いた。
体内の余分な水分を排出するもので、実際、これを飲むとびっくりするくらいオシッコがでる。
普段のオシッコの出方がガスバーナー程度だとすると、五苓散を飲むとさながら火炎放射器のようなとてつもないオシッコの出方をする(変な喩えになってしまった…)

黄連解毒湯
前にアトピーの記事にも書きましたね。身体の熱をとると言われており、赤みの強い湿疹や高熱などにいいらしい。酒毒を消すとも言われており、上の五苓散と合わせて、二日酔いの薬として使うこともあるそうだ。
かなり苦くて、俺は話のタネにこれを友人によく飲ませるんだけど、大抵の人はゲロマズだと言ってこちらを憎しみの目で見てくる。
しかし、大酒飲みは「いや、意外といけますね」と言うことが多い。漢方ってのは、体質にあっていると味が良く感じられるらしいので、やはり酒毒に効果があるのかもしれない。
名前もなかなかカッコいい。
「解毒」とずばり入っているのが強気でいい。
香蘇散
これは何で飲んだんだっけ?確か、腹にガスがたまって苦しいときに、総合内科で処方されたような。効き目はよくわからなかった。
名前としてもあまり面白いところはない。強いて言えば「高祖さん」というと劉邦のことを思い出すくらいか。劉邦をこんなフランクな呼び方したら…統一前ならいいが、統一後なら間違いなく殺されるだろう。
麦門冬湯
咳止め。効く。
いろんな咳止めを試したが、これより効くものはない。圧倒的。これで止まらない咳はもう神しか止められないんじゃないか、というくらいピタリと止まる。
「ばくもんどうとう」と読む。効き目は素晴らしいが、名前はあまりおもしろくないのが難点だ。
「ばくもんどうどう」なら、太田光と田中裕二が必死で暴れ馬をなだめている光景が浮かんでちょっと楽しいのだが……。たぶん田中が一人で苦労して、太田はゲラゲラ笑って見ているだけだろうな。
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