ちょっと前にTwitterに嫌気がさした、みたいな記事を書いたんだけど、ついでに俺が普段からTwitterについて、ネット文化についてずーっと考えていたことを書こうと思うわ。

 

最近、世の中いじめとか暴力とかパワハラとか差別とか、そういうことにものすごく厳しくなっているよね。

これはものすごくいいことだと思うんだけど、上にあげたようなことと「Twitterで大勢で叩く、炎上させる」というのは、俺の中では同格かそれ以上の悪であり、

 

加害なんだよね。

 

たとえば「あいつ頭悪いから無視しようぜ」とか、「ブスだからみんなであいつの悪口言おうぜw」というのと、

ワイドショーやTwitterが「失敗した人間、口が滑って失言した人間をみんなで叩こうぜw」というのは何が違う?

まったく同じじゃないか。



Twitterは理由はわからないが、いじめやら差別やらには異常に厳しい。

それでいて、Twitterで他人を悪く言う事や誹謗中傷に関してはやたらと甘く、ほとんど野放しにされている。

 

自分たちが加害者になった途端に加害者だという認識がなくなってしまう、これぞまさにいじめっ子の思考そのもの。

 

芸能人やら有名人が自分たちの気に入らないことを言った、常識にそぐわない行動をとった、だからみんなで叩こうぜ……これが許されるなら

「あいつ浮いてるからみんなで悪口言おうぜw」も「あいつ変なやつだからみんなで無視しようぜw」もぜんぜん悪いことではないよね。

 

俺はこういうTwitterとかマスコミの「みんなが叩きだしたら乗っかって叩く」態度こそがいじめやパワハラを助長しているとも思うんだがなあ。



幸い、誹謗中傷厳罰化されて、これからは少しは良くなるのかもしれないが、個人的にはもっともっともっともっと厳罰化が必要だと思う。

世界中の人が閲覧できるSNSに誹謗中傷を書き込むのと、飲み屋で悪口を言うのではまったく次元が違う話だ。

Twitterの経営がイーロン・マスクにわたってゴタゴタしているみたいだけど、良い方に変わってくれればいいのですが。

 

他のSNSを観てみると、FBではあまりこういう事はない。やはり実名で顔もわかっているうえに、リアルの知り合いが多く見ているから、あまり無茶苦茶なことを書く人は少ないんだろう。

インスタはめちゃくちゃ平和だ。インスタは面白い・楽しい・美しいと思った画像をアップするところだから、あまり荒れようもないのだろう。

あとLINEは個人とのやり取りにしか使ってない人がほとんどなのでSNSとはみなさない。