ウィッチャー小説版の短編・長編をほぼすべて読み終わったので、「ウィッチャー1」こと「The Witcher: Enhanced Edition 」をプレイ開始しました。今度完全リメイクされるらしいですね。



前の記事でも書いた通り「1」はパスして「2」からプレイしようかな、とも思ったんだけど、Steamのセールで150円くらいで売っていたから、とりあえず買って遊んで観ることに。楽しめなさそうだったら素直に2から遊ぶつもりだった。

 

まずとにかく驚いたのが、プレイ開始2時間でトリス・ヴェスナという二人の女性とねんごろになるところ。他にメインストーリー普通に進めていただけで唐突にはじまるシーンもあり……うーん、すごいぞ洋ゲー、すごいぞウィッチャー。

こういうのをちゃんと扱うあたり、洋ゲーはいいよなあ。

まあ、直接的な描写はない。直接的な描写はたしかにないんだけど、間接的にはもうバリバリヤッてますね、という感じです。すげえ。ドラクエやFFでもこういうの入れてくれよ。あっ、ドラクエ5にはあったっけ……

 

また、先日まで読んでいた小説版で馴染みの登場人物も次々登場するので、世界観にはすんなり入っていけました。




最初は操作に戸惑う


ゲームパッドではなく、基本はマウスを使っての操作。移動はマウスクリック。戦闘も、アイコンを見ながらタイミングよくクリックすることで連続攻撃を出せるお手軽タイプ。

とは言え操作性はよいとはいえず、操作方法自体も説明不足な感が強い。おまけに、次にどこへ行って何をしたらよいのかがよくわからない。

イベントも唐突に始まって唐突に終わったりする。



唐突に乱戦に突入することもあるので、武器を選ぶのに戸惑ってしまい剣を抜いている間にタコ殴りにされることも。

※戦闘時は、モンスター用の剣・対人用の剣などを選ぶ必要がある。

 

もともと洋ゲー慣れしてないので、システム面で何がなんだかよくわからない点が多々。

とにかくストーリーさえ楽しめればいいので、プレイしやすくなるMODとチートMODを導入してみたけど、それでもかなり不便……。

このあたりは昔のゲームって感じだなあ。世界観はやっぱりいいんだけどね。ものすごく。

 

※プレイしていたら貴重品らしい指輪をもらうところで「アイテムがいっぱいなので捨ててください」という表記が出て、アイテムを捨てたのに指輪が手に入ってない。これ「詰んだ」のでわ???……と思ったら地面に無造作に落ちていた。不安になるなあ。

やはり話は重い


しかし、ストーリーは面白いです。

 

いや、正直最初はいまいちノレなかったんですよ。

プロローグでケィア・モルヘンを襲った「サラマンドラ」という盗賊団を追うのがメインのストーリーなんですが、第一章は郊外の村にあらわれる魔犬の謎についての話が主。

正直、そんなに興味を惹かれる話でもない。

 

かなりの数のサブイベントがあるものの、こちらは魔物退治&RPG的おつかいイベントがメイン。

まあ、怪物退治請負人たるウィッチャーらしく「おつかい的サブイベントをこなしながら、のんびり遊ぶのがいいんだろうな~」なんて思いつつ、のどかに村を探索しながら話を進めていたのですが……

 

1章ラストに真相が明かされてビックリ。

 

ネタバレになるから詳しく書きませんが、まあまあいきなり無茶苦茶ヘビィな話ですわ。

そしてヘビィな結末。

苦い。後味悪い。重い、重いぞ!!

 

このあたりが海外のダークファンタジーらしいよな。Netflixでドラマ化しているシリーズだけのことはある。ドラ○エでは絶対ない展開だな。

この第一章の結末を見届けて、すっかりストーリーに魅了されてしまいました。

おまけに、一章が終わる頃になってようやくゲームシステムや操作にも馴染んできました。そうなるともう世界観が魅力的なのでもう俄然楽しくて面白くて仕方ないっすわ。