以前にも書いたけど、最近はもうSNSはほとんど使ってないです。おまけに、近頃は忙しくてネットニュースも見なくなった。世の中で何が起きてて何が話題なのか、さっぱりわからん。

スマホのデータ使用量はついに月に1Gを切るレベルになった。



その結果どうなったかというと……これがもう実にカ・イ・テ・キなわけですよ。元気満々。なんか鬱っぽさが消えて性格が明るくなった気がする！！！

 

やっぱり知らなくてもいいことを知るっていうのは有害なんだよな。

何度か書いているけど、俺は食べ過ぎが肉体の万病の元になるのと同じように、情報の摂りすぎが心に、メンタルに、強烈なダメージを与えるという持論を持っているの。それを防ぐには、インプットする情報を減らすに限ります。



現代人が一日に得る情報は、江戸時代の人間の一年分に相当する、という話も聞いたことがあります。でも、数百年程度じゃ人間の脳はそんなに進化したりしないわけ。こんな急激な変化に脳がいきなり適応できていないんじゃないか。

現代人はあきらかに情報過多、情報の摂り過ぎで頭がブクブク肥えちゃっているんですよ。

 

情報をたくさん持っている人を情強、情報強者みたいな言い方をすることもあるけど、大事なのは本当に必要なものだけ持っていることじゃあないのか。

いらない荷物をいっぱい抱えて歩いている人見たら「ちょっとは荷物減らしたら？」って思うのが普通だろう。「ものをたくさん持ってて偉いね！」とはならないはずだ。無人島に行くんならともかく。

 

デンマークでは、1000人近くの人を集めてSNSの利用を止める実験をしたところ、人生に満足を感じ、ストレスが減り、自分の周りの人たちと顔を合わせる機会が増えたという……。一体俺たちは、SNSから、スマホから、ネットから、何を得て何を失っているかをちょっと真剣に考えたほうが良いね。

もちろん、スマホは便利で、何かを調べたり、決済をしたり、コミュニケーションをとったり、何をするにもすでに普通に生活するうえで必要不可欠なアイテムになってしまってはいる。

いるけども、こんな小さな画面の世界に人々が毎日何時間も惹きつけられているのは、やっぱりちょっと異常なんじゃないか。

 

大人がタバコを吸うのが圧倒的多数派だった時代もあるし、スマホもいずれ見直されるような気がするがな。