前に「ミッシングパーツ」や「大逆転裁判」の記事でも書いたけど、俺は探偵系ADVが好きなんだよね。ということでSwitchサマーセールでなにか面白いゲームはないかと探していて見つけたのが「イヌワシ~うらぶれ探偵とお嬢様刑事の池袋事件ファイル」。

※以下ちょっとだけネタバレかも。

あの「探偵・神宮寺三郎」のスタッフが作っているらしい。とはいえ、神宮寺はPS版三部作は大好きだった(もちろん一番好きなのは「夢の終わりに」)けど、そのあとの作品はあんまり印象にない。でも、とりあえずプレイした。DLCは未プレイ。

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うーん、序盤は探偵ものらしい出だしでものすごく面白かったんだけど、ちょっと想像していたのと違ったな。結局、一番面白かったのも印象に残ったのも第一話だった。

これはサイコ・サスペンスだよねえ。90年代末~2000年代初頭に流行していたアレ。

ヒロインがサイコレゾナンスというサイコメトリー風の能力を持っているんだけど、それだけじゃなくて他にも催眠とか洗脳とかいろいろてんこ盛りになってくるんだ。

こういうのって明確に「こういう条件がそろったら使える」「こういう条件下に限って使える」みたいなのを明確にしてくれないと、なんでもありになっちゃうからなあ、どうも白けちゃった。(そういう意味では「逆転裁判3」の霊媒はとても良かった)

特殊能力者がどんどん出てくると探偵の出番なんかないしねえ。能力者はヒロイン一人にとどめてほしかったな。

完全に一本道で細かい分岐すら無いこと、選択肢が簡単すぎること、登場人物が少なすぎて話が見えやすいのも探偵ものとしてはちょっとマイナス。



じゃあ「つまらなかったか」というとそうでもなくて、読み物だと思えばけっこう面白い。

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個人的にツボったのが、カラーギャングとか、17歳のスーパーハカーとか、黒幕のキャラ風味とか、キャラクタや世界観も一昔前か二昔前のノリなんだよな。なんか90年代末の少年漫画・青年漫画のような雰囲気があってすごく楽しめた。ヒロインも可愛いしね。

なにしろうらぶれ探偵とお嬢様刑事以上に活躍していたのが「元ケンカ最強のカラーギャングリーダー」だからな。今は執事喫茶で働いているというのが一応今風なのかもしれないけど……おそらくIWGPが元ネタなんだろうが、もう前世紀の話だぞ。まるで昔のヤングマガジンみたいなキャラ設定。

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とはいえサブストーリーも含めると、一番活躍していたのは間違いなくこいつ。主役が喰われてしまっているほどだ。タイトルに入れてあげてよ。


そこそこ楽しめたけどどうしても続編を遊びたいほどではないので、DLCを買おうかものすごく迷っている。


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