相変わらずアメリカの移民問題のニュースが面白い。メチャクチャになっているな、アメリカは。
つい先日も、テキサスの国境で不法移民が大暴れしている動画がアップされていた。



これがアメリカだってんだから信じられないよな。リアル北斗の拳と言われているハイチを笑えないんじゃないか?

日本には海があるからこういう状況にはならないけど、もし日本が大陸と陸続きで国境でこんなトラブルが起きていたら、俺も絶対納得いかんわ。「Close the boder!」って叫びまくるでしょうね。


バイデン政権があまりにも無防備に不法移民を入国させまくった結果、凶悪な南米ギャング連中もアメリカに入国してきていて、いろいろ事件を起こしているらしい。

ジョージア州では不法移民によって女子大生が命を落とす事件があり、これが物議を醸した。この不法移民もギャングで、何度も犯罪を起こしていたが強制送還もされずアメリカに留まっていたらしい。そして事件がおきた。


やはりバイデンとしては避けたい問題なのだろうか?

ちょっと前にあったバイデン大統領の一般教書演説で、この事件にちっとも触れようとしないことに業を煮やしたアメリカのマージョリー・テイラー・グリーンというバリバリトランプ派の女性議員が「彼女(被害者の女子大生)の名前を呼べ」ヤジを飛ばした。



バイデンがそれに反応したものの被害者の名前を思いっきり間違えていたそうだ。

そりゃメキシコとエジプトを間違えてミッテランとマクロンを間違える人だからな。この一般教書演説はかなりパワフルにこなしていた印象のバイデンだが、やっぱりアドリブになるとダメなのかな。


しかも、このとき「不法移民(illegal)に殺された」とバイデンが発言したことを民主党のいわゆる左派議員(有名なところではペロシおばあちゃんとか)は問題視しているらしい。彼らはillegalではない、この言い方は適切ではないと。

それを受けてバイデンは「illegalという言葉を使ったのは誤りだった」と謝罪したらしいが、なんだかなあ……

え?謝罪するのそこかよ?被害者のほうじゃなくて加害者のほうかよ?と思わずにはいられない話だ。


一方、トランプは被害者女性の家族や友人を招待して会談をしたそうだ。なんだか、これだけ観るとどう考えてもトランプのほうが立派な指導者の態度である。



この不法移民問題については他にもいろいろ引っかかるところがあって、たとえばニューヨークやシカゴは不法移民にリソースを使うために財政が逼迫していて、福祉や警察の予算が削られているとか、テキサスが強硬な不法移民政策を行っているため連邦政府と対立しているとか、首をひねりたくなる話題がいっぱい。


しっかし、日本のメディアではほとんど報道されてないみたいですな……これだけアメリカが大混乱になっているのに、それを報道しないで「なぜトランプが支持されているのか?うーん、不思議だ」とか言ってんだ。

相変わらず「トランプ支持者といえば過激なMAGAとか陰謀論者だけ」みたいな風潮なんだからどうにもならんね。




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