何度か書いているアメリカの不法移民問題ですが、バイデン政権に変わってからメキシコ国境で拘束された移民希望者は720万人とも言われているらしい。

これを送還するわけじゃなくて、いったん自国に受け入れているわけだから、ま~そりゃ混乱するのは目に見えてますな。

で、こういう不法移民たちがあちこちの都市に行き、彼らの面倒を観るために大都市の財政が逼迫したり福祉のリソースが削られるわけだ。

アメリカ国民が税金で面倒を観ているわけである。そりゃ腹立つよな。トランプを指示したくなる気持ちもわかるってもんだ。

2020年に閉業した100年の歴史を持つニューヨークのルーズベルト・ホテルは今こんな感じらしい。
自分の地元の歴史ある建物がこんな有り様になってたらブチ切れるよ。




しかもさっき紹介した720万人くらいってのはあくまで拘束されている人数だから、実際はうまく国境警備の目を逃れてアメリカに入ってきている不法移民も相当いるだろうってことで……。その中には、当然ギャングやテロリストや危険人物も紛れているわけである。

本来、そういった危険人物を国境でハネるのがとても大事だと思うんだが、これだけ人数が多いとそれも難しいのだろう。

実際、前に紹介したジョージア州で殺人事件を起こした移民は有名なギャンググループのメンバーだったらしいし。恐ろしいわ。



ちなみにこのグラフ観るとバイデン政権になってから激増していることがわかるんだけど(2023は2022よりもっと多かったらしい)

もうひとつ、以外にもあの不法移民を徹底的に敵視のトランプ時代にもそれなりに不法移民が入ってきていたことがわかる。

SnapCrab_NoName_2024-4-7_7-18-58_No-00

移民の急増が生むアメリカの分断、メキシコから徒歩でキャラバン…収束見えず(読売新聞)

いくら「壁を作るんじゃあ!!」と言っても、2000キロあるという国境をすべて防ぎ切ることなんかできないってことか。

日本には海があって本当に良かったのかもしれん。陸続きだったら北朝鮮や中国からガッツリ人が入ってきていただろうからな。


スポンサードリンク